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今日も函館は雪虫がたくさん飛んでいました。

冬は駆け足でやって来そうですね。

週明けの冷え込みで横津岳や駒ヶ岳も白くなるかな。


今日は1日かけて薪ストーブのメンテナンスをしました。

何せ作業小屋も入れると4台もある。明らかにアタマおかしー。


煙突掃除は昔のように屋根に上がって上からブラシを入れるなんて時代は終わりました。

先端にナイロンブラシ、それにロッドを次々と繋ぎ合わせてストーブ口の下から入れます。

トップまで到達したらインパクトドライバーで高速回転させて煤を取るという塩梅です。


てか、還暦間近のオッサン、もはやこの急勾配の三角屋根には上れないって話death(笑)

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さて、以前もここで紹介したと思うけど、こちらの動画、今一度あげておきますので是非観て頂ければと。


僕は子供はいませんが、所謂「発達障害」と呼ばれる子供に関して、過去に深く関わった経験もあって、親御さん特に母親(往々にして父親の存在が希薄だったりします)の心労は痛いほど理解しているつもりです。その子供の程度にもよると思いますが、傍らで支える人、理解してくれる人、行動してくれる人がいなければ、本当に全て崩れ落ちそうになるくらい大変なことだと。


果たしてそれが先天性の病気なのか、或いは遺伝によるものなのか、デジタル三昧の近代社会の弊害によるものなのか、又はこの動画で警鐘を鳴らしている農薬「ネオニコチノイド」によるものなのか、或いはそれらが複合的に作用しているのか、僕には分かりません。

でも個人的に「病気」と位置付けることには違和感があります。誰だって突出している部分もあれば、欠落している部分もある。それは個性でしかないんじゃないかと。みんなと同じように行動しなくてはいけないなんてことはなくて、この初老のオッサン見れば分かるじゃん。


ただ、僕の周りでも異常に多いのは事実です。ウチのお客さんで子供が「発達障害」という人が4人もいます。


小学校の先生をしているお客さんは、「授業、学校は崩壊しています」と。


そしてこの「宮古島」での現状、是非読んでください。ちょっとその数字に驚愕するけど、是非最後まで読んでそれぞれ考えてみませんか?知り合いが宮古島に移住しているので、現地ではどういう状況なのか教えてもらっています。


僕は科学者ではないので、農薬「ネオニコチノイド」が原因と断定するつもりはありません。

利便性と効率性の優先、プロセス排除の結果優先主義とか、デジタル社会も大いに関係しているかもしれません。


そもそも僕が「無農薬でやろう」と最初に思ったのは、農薬を散布している畑の異臭が感覚的に「NO」だと言ったからです。科学的な根拠でもなく農協の勧めでもなくやこれまでの慣例でもなく、あくまで僕の嗅覚に忠実に従った結果です。ニンゲンの五感は日々研ぎ澄ましてさえいれば、何よりも精巧なセンサーだと思います。けど、現代社会はその精巧なセンサーを麻痺させ機能させなくなるモノで溢れていますね。その精巧なセンサーもたまに大きく間違って大火傷を負うこともありますが、トライ&エラーを何度も繰り返すことでしかその精度も上げることが出来ません。だから僕は自分の五感センサーを大切にしています。野生動物はそうやって逞しく生き延びているんだと思います。


僕が感覚的に「NO」だと思ったその感覚は今でも間違っていないと思うし、きっと誰もが農薬を散布している現場とその異臭を嗅いだら不快に感じると思うし疑問を持つハズだと思うけど、現場では疑問を持ちつつも続けざるを得ないという仕組みの中に取り込まれている農家がたくさんいるのも事実です。


農薬とか化学肥料って健康や環境の問題だけではなく、知れば知るほど巨悪なシステムの中に組み込まれていて、無意識のうちに搾取の構図に加担し、結局そのツケまでも末端の我々が様々な形で払わされているんじゃないかと。


そんなことを口にすると、「オーガニック信奉者と陰謀論は親和性が高いねんなー」とか全く当事者意識が欠落しているアホなことを言われたことがありますが、そんなんじゃないよ。汗まみれ泥まみれ、地べたを這って見て来た僕なりに感じていることで、陰謀論者でも参政党支持でもない。


学校給食の食材、じゃがいもと冷凍餃子のキャベツを生産している知り合いの農家さんと話したことがあります。もちろん慣行農法で農薬も化学肥料も使用している。


「ちなみにそのジャガイモとキャベツ、自分でも食うの?」という僕の問いに関して、彼はこう言いました。「食う訳ないじゃん、アンタそのあたり一番分かってるでしょ?」と。


ちなみに農業大国、オーガニック先進国のフランスでは、2017年に制定された「エガリム法」という法律のもと、学校給食・老人施設・公共施設等で提供される食材の20%をオーガニックに、60%を持続可能でクオリティの高いものを使用ということが義務付けられており、法の改正を重ねそのハードルをどんどん上げています。


大人ですからね、多少なりとも未来や次世代に責任を担って今この瞬間を生きたいものです。最大の敵はいつだって見て見ぬふり、いくつもの言い訳を用意して流される自分の弱さにありますからね。



 
 
 

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