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３４℃って、もはや僕が知っている函館の夏ではないなぁ。
連日の芋堀りで脳みそ溶けそうで、集中力が続かない。
かれこれ１か月雨なしで、秋作の苗を定植することが出来ずにいる。
昨年はずっーと雨で、８月にはほぼ夏野菜は終わってしまってたっけ。
温暖化って、思い起こせば８０年代後半くらいから言われてきたことで、ヘアスプレーのフロンガスがオゾン層を破壊するとか言われて、髪の毛を逆立ていた心優しきパンクロッカー達の一部はヘアスプレーの使用をやめていたりしていたね。僕も止めた。
戦争・政治・経済・異常気象、すべてがリミットを超えているように思うし、どれも「待ったなし」なんだろうけど、何処か遠い話として自分と都合よく切り離してしまうニンゲンっていったい何なんだろうと。
確かに自分の生活とオゾン層が地続きだって感覚はあまりにも非現実的で、誰にだって遠すぎる話ではあるけれど。
テクノロジーの進化で得た恩恵もあるけれど、利便性、スピード化ってつまりは苦労したくないとか、ラクしたいとか、簡単に済ませたいっていうニンゲンの怠慢をただ刺激しているだけで、精神、魂、身体の劣化のほうがその恩恵よりも遥かに上回っているんじゃないかと思う。
いいかげん「時代」だとか「みんな」だとかいう枕詞を使う前に、自分で自分の精神と魂を検証して磨き直さないとね。加齢とともに腐って錆びついているのは確かだから。
精神とか魂って、つまり身体で感じるってことだと思うけど、色んなことを解放しないと身体に入って来ないね。
世界は勝手に突然崩壊するわけじゃなく、「個」の崩壊からしか始まってないんだから、再生、やり直すにしても「個」からだと僕は思っています。何処かの誰かの悪行を嘆いてもしゃーないし、救世主が現れて何かをしてくれるわけでもないし。
ロビー・ロバートソンの訃報。
近年、ようやく彼のスピリットに自分が追い付いてきた感があったんだけどね、肉体と言うか身体通じて。本当に、ここ３，４年だね、そのくらいに時間がかかることもある。
なので、余計に残念。次はどんな作品出すんだろうと思っていたのに。
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