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- 8月11日
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クリスマスでもないのに「地鶏」一羽を頂いたので、オーブンで焼いてみる。
なかなかに「リアル」なお姿をしておられます。

現代においてはなかなかお目にかかれないお姿ではある。スーパーではあらゆる部位がパッケージ化され、それすら面倒な現代人用にお惣菜として並んでいますからね。
魚もそう。鮮魚店や市場に行けば「リアル」な魚のお姿として鎮座しているけれど、忙しい多くの現代人はそんなものを捌いている時間などない。氷の上に並んだ鮮魚が不潔だと思っている人も相当数いるんだとか。むしろスーパーとかで切り身で売られているモノのほうが清潔感があると感じてるんだと。
もちろん野菜も同じような構図。
「命」とか「生」のリアルがどんどん見えにくくなっている。人生とか生きるとかって、本当はもっと血生臭いはずのもので、それが他者や動物や自然に対する謙虚さや感謝や敬意となるべきものが、そうではなくなってしまう。
僕が動物化、野人化を目指しているのは本来備わっているハズの本能や五感が麻痺してしまわないようにと、そういう危機感から来ているところも多々ある。利便性にスポイルされて大切なものを失いたくない。
鶏でも豚でも牛でも、屠畜場での現場を一度でも見て、それでも食せるのかって言うと、かなり疑わしい。生産者だけではなく、そういう場で日々命と向かい合っている人がいて我々の元にパッケージ化され届けられているってことをたまには思い出そうと思う。
いつもより美味しく感じられたのは例え気のせいだとしても、想像力がいい調味料として働いたんだと思う。




















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