strange people
今日も寒い中、「はこだて工芸舎」さんでの出張販売、直売所まで足を運んで頂いた皆さん、どーもありがとーです。明日も、お時間のある方は是非どーぞ。
子育ての経験は一度もありませんが、何故か子育てに悩む方から相談を持ち掛けられることが度々あります。子供と言っても、多くはもう成人していたり、30代だったり、所謂「発達障害」とか「アスペルガー」とか。てかね、この言い回しはとても好きじゃないんだ。
ちょっと乱暴な言い方かもしれないけど、そういう「レッテル貼り」みたいな言い方は本当に好きじゃない。
脳科学者じゃないし、詳しいことは分からない。なんか、そういうフローチャートみたいので当てはまるから「そうだ」ということが、どうにもこうにも俺的には解せない。
そういう特性とか特徴は理解すべきだと思うけど、そういう風にある種の形に当てはめることで、むしろ社会との隔たりは大きくなると思うけど、意外と当事者の親がそういう風に「病気」だと決めつけていたりする。返す返すも、特性や特徴は理解すべきとは思うけど、何であれキミはキミでしかない唯一の存在、個性だろって僕は言いたいのだ。
薬や手術で治るならそうすればいいけど、結局は人との関りでしか変わらない訳じゃん?って僕は思います。
僕も、その相談を受けていつも感じることなんだけど、圧倒的に我々世代の大人の「無関心」、優しさと言う名の「放置」を強く感じます。
そういう子供(つっても立派な成人ね)の多くは、ある意味ぶっ飛んでる大人とガチで接したことがない、接してもらえてない。フツーに真面目に生きることだけを強いられているけど、そうは出来ない。親父や先輩から本気で怒られたこともガチで向かい合うこともなく、時だけが過ぎたという風に感じます。
僕は、特に男子はガチで向かい合います。その瞬間、彼らは嘘か本当かはわからないけど、ちゃんとこっちの目を見て話します。結果なんて、一夜にしては出ないけど、「あの時、何だかよくわからない変なオッサンがマジでオレのことを思って真剣に向かい合ってくれたよなー」って頭の片隅にでも残ってくれたならそれでいい。
先ほどの記事にもあったけど「Z世代」には酷だとは思うけど、はっきり言えばそれは「俺ら世代」の向かい合い方の問題のツケであり、僕ら世代が産み落とした「Z世代」なのだ。その付けは「Z世代」だけではなく、「俺ら世代」が高齢者になったときに確実にその負の恩恵を浴びることになるのだと思う。
見せかけと、上っ面の優しさほど、人を骨抜きにするものはないと思う。
本当の優しさとか、愛とか、強さとかって何ですか?
これからも、そういう終わりのない鉱脈をコツコツと掘り続けていける大人でありたいと思います。
そういえば、ガチで向かい合ったアイツ、どうしてんのかなぁ?またいつか再会できたらいいけどなぁ。そう言えば「そのランドローバー俺によこせ」とか豪語してたっけ(笑)
そういう奴、憎めなくて好きなんだよ。
僕は若い時にね、このバンドを聴いてて「人と違う」ことはしんどい、、けどそれでいい、そしてタフに生きろよってことを学んだのでした。
Comments