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DASYS

連日、冷えるねー。一年の半分は「暖」を必要とする函館。


道北、道東はもっとだよね。


わたくし、物心ついた時からこれです


これがない生活はちょっと考えられないかなー。


「スローライフでいいですね」なんてこと、たまに言われるけどさー、それは灯油よりも高い薪をお金と変換して買える一部の富裕層の話であってね、我が家は灯油を買えなかったからずっーと薪なのですよ。


幼いころから母親が廃材や間伐材を調達してきては丸ノコとチェーンソーを駆使して冬支度。廃材はバリで釘抜きしないと運ぶときに危険が危ないのです。80歳になる今でもバリでの釘抜きと丸ノコ使わせたらオレより上手いよ。


暖はもちろん、調理も出来るし、お湯はじゃんじゃん沸くのでコーヒーもお茶も、洗いものもできる。自分たちの労力さえ惜しまなければ、ゼロ円。


シャワーにジャンジャン入る夏よりも、冬の灯油代のほうが安いんだよ。


その分、人的労力は半端ないよ。未だにお金を出して薪を買ったことは一度もないというのが、ささやかな自慢。オレじゃなく母親の自慢ね(笑)


で、その労力の自分へのご褒美として、オレも椅子に座って、お気に入りの音楽をかけて、ウイスキーを舐めながら、ずっーと炎を観ているのです。飽きることなくずっーとね。


考え事をするなーんてことはないのです。ただただボッーと、無になるというか空(カラ)になるというか。


そうすることで、なにか得体の知れない心の底から沸いてくるものを待つ感じ。例えばそれが「情熱」とか「継続する志」だったりとかね。ぼんやりと映し出されるのですね。何も沸いてこなければ自分的には人として終わりかなーとも思うのです。


雪山にもまだ復帰できないし、そういう時間を大切にしようかなーと。


で、本日の薪ストーブ料理(これ、料理と呼べるかな?)は、「タマネギまるごとスープ」です。




・材料:タマネギ、にんにく、ローリエ、ベーコン、塩、黒コショウ、白ワイン(安物)、ブイヨン(コンソメ、鶏ガラスープの素でもなんでも)、ハーブミックス、パセリ又はイタリアンパセリ。


ルクルーゼとかストウブとかのホウロウの鍋にブチ込むだけ。オレはもう何十年も使っているルクルーゼです。ストウブも欲しいけどね。圧力鍋でも簡単に出来ると思います。温まるよー。


翌日は残った濃厚な汁に、じゃがいも、ニンジンを細かくしてお好みでショートパスタなどを加え、さらにコトコトするとこれまた美味しいスープに。


では、本日の音楽は先日届いたこれです。


我が心の師匠5CD&1DVDに超豪華ブックレット付と言うすんごいボリューミーなBOX SET。これねー、ロマンと夢を追い求める男の壮大な旅の濃密な2年間(1989~1990)の記録、たっぷり堪能できるよ。知ってる人もそうでない人も楽しめるというか、、、、是非お求めになる価値ありです。




その後の「グレちゃん」ですか?年明け以降はほぼ、「グレちゃん」日記になる様相です(笑)

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