And Nothing Is Forever
還暦近い初老のオジサンが言うのもなんですけど、、、、
「大人」っていったいなんなのでしょう?
何をもってして「大人」というのか?自分が大人なのか子供なのかもよく分かりません。
例えば子供の頃、親でも先生でも親戚のオジサンでも「大きくなったらなんになるんだ?」と聞かれたでしょ?その時に、何を言ったって「それはムリだ」って否定なんかされなかったよね?「おー、そうかー頑張れよ、一生懸命やれよ」とか言われませんでした?
作文の宿題で「将来の夢、大きくなったら何になりたいか?」みたいなこともあった訳でしょ?どんな夢を作文にしたって先生や親からムリだって言われなかったと思うんすよ。
名前の横に花丸、二重丸みたいなものもらったりしてさ。
ところが。
それがある年齢、例えばそれは15歳とか18歳とか、大学卒業時とか、遅くても30代前半とかになると、「夢だけでは食えないぞ」とか、「いつまでも夢みたいなこと言ってんじゃない」とか言われる訳です。「周りはもう結婚して子供もいるぞ」とかね。
わたくしの場合、大学4年時に一切の就職活動もせず、卒業時にもなーんにも決まっていなかったので学生課の担当からメチャ言われた記憶があります。母親からは一切何も言われませんでしたけど。
初老のオジサン、今さら宇宙飛行士にもオリンピック選手にもなれるはずもなく、子供のような壮大でビッグな夢はありません。
でもささやかですが、夢はあります。
歳をとってもずっーとそれを想い描ける人でありたいと思うのですよ。
日々、夢想すること、それはタダですから。
それを少し言語化することで自分の意思を自分で確認することが出来ます。
するとその意思に基づいて、少しづつ行動するようになります。
その意思が強ければ強いほど、その行動のハードルも上がってきます。
そうすることで想い描いたことに到達する、というか想い描いてたことをグッと手元に引き寄せることができる「かもしれない」って思っています。
わたくしの場合子供がいないので、お金や財産など残す必要性は無いので(いても残さないと思うけど)、次の世代に何を残すかっていったら「このオッサン最期まで夢物語みたいなことやって散っていったなー」でいいと思うのです。
誰だって誰かの「未来」になれるかもしれないんですから。
今日も「THE CURE」の新譜だよ。素晴らしい。
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