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例えばローリング・ストーンズ。


ミック・ジャガーもキース・リチャーズも80歳超え。チャーリー・ワッツは既に他界して、それでも尚ワールドツアーに出るっていう理由が凡人にはなかなか分からない。


経済的にやらなくてはならない理由なんて1ミリもないだろうし。


ただ、彼らがバンド、或いはロックンロールミュージックが無性に「好き」だってことは根底にあるんだろう。だから元気で若いのだと思うし、年齢やチャーリー・ワッツ不在を超えてでも、それでも尚やる理由があるんだと思う。人々をハッピーにしたい、とかね。


元気で若いから出来るってことだけではないね。

もちろん、もうとっくにドラッグやアルコールやハチャメチャなロックンロールライフなんてものとは無縁だと思うし。


夢中になること、好きを貫くこと、ワクワクすること、人々をハッピーにすること。

人生の多くの時間をそういう事に費やすことのできる人は本当にイキイキしているし、こっちも元気をもらう。


今の僕の年齢では、80代ってかなり未知の領域。

身近に同じようにぶっ飛んでるママさんがいるので、自分はどういう路を行くのか?

素晴らしき先人達を眺めながら自分の路を暗中模索。


しかーし、上には上がいるもんです。


モット・ザ・フープルのフロントマン。もちろんレジェンド、ではある。


その新作がね、もうヤバいの領域を超えてます。この6月で御歳85歳ですよ!!

枯れた味わいに行く訳でもなく、初期衝動に固執するでもなく、「今この瞬間」ど真ん中を射抜く痛快のロックンロールミュージック。

いや~、久々にケツに火が着いて痺れたね。

ついでに、まだまだ熱くなれる自分も捨てたもんじゃないな、というか全然まだまだじゃんオレ、みたいな。


先日、「全く熱くならない」一回りくらい下の人と会ったんだけど、何だか疲れたというか、その「熱くならない魂」ってどういう事に起因するんだろうと観察してみたけど、オレには全く分からなかった。


明日からの今シーズンの野菜販売スタートに際して、サイコーのギフトです。

ありがとー、イアン・ハンター。





これ、2枚のアルバムが対になってます。

何かと諦めがちであったり、年齢のせいにしたり、世の中のせいにしたりなご同輩、メチャ効くよー!


もちろん、病気や介護や障害で元気のない80代もたくさんいるし。もちろんその前に他界した人だってたくさん。そういうことも忘れないようにしたいね。


年齢であれ何であれ、「壁」なんてものは、「壁」と感じる人にだけあるんであって、ない人にはないってことです。


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