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「独活」と書いて「ウド」と読む、この漢字が発するヴィジュアル的メッセージが好きだ。
「独り」で「活きる」、群れない媚びない感じが。
先日亡くなった作家、ポール・オースター。
影響受けたけど、どう影響受けたのか言葉にするのが難しい。
年々、止まらない妄想癖(正確には夢想だと思うけど)、自分とそれを取り巻く物語の創出。
事実は事実として、その事実に自分で色を付けて物語を書き加え、心に刻んでいくこと。
心豊かに生き延びていくってそういう事なんだと近年は思うようになり、そんな時、時々ポール・オースターが描く世界とリンクする。
そしてあくまでも「独活」的。
こんな記事があったので、まさしくそうだよなーと言う感じ。
一般的には今日ひとつ歳を重ねて、デーモン閣下で言うところの10万57歳になった訳だけど、夢想したり、ときめいたり、心の中の火を絶やした瞬間にニンゲンは「老ける」或いは「老いる」のだと思う。年相応、フツーなんて何処にもない。
82歳になるママさんが、「燃え尽きるまでやりたい」って言ったのは我が子ながら流石に痺れたよ。何だっていいじゃん、小さなことでも。世に言うところの常識なんてそのうち変わるんだから、思うように生きましょー。
生んでくれてありがとね。
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