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新しい相棒がやって来たので、早速慣らし運転を。



ツールとかマテリアルって、自分の身体と一体化するまで結構時間がかかります。


慣れ親しんだ自分の車じゃなくて、たまに人の車とか運転するとわかるでしょ?あれと一緒です。


スキーの板なんてエッヂの角度が一度違っただけでドえらいことになるし、フレックスやトーション、ラディウスが変わればそりゃもうぜーんぜん別物。滑れません、みたいな。

ましてやメーカー(車種)が変わればもっと。


チェーンソーとか草刈り機とか野良仕事のツール色々、それとキッチンツールも、もはや自分の身体と一体化しております。大事に使わないと、壊れたらもう手に入らないのもあるし。


支店長さんがとっても親身になってくれて、すこぶる状態のいい中古を探してくれました。

ちゃんと僕の営農スタイルを理解してくれて、当初僕が目星を付けていた機種(新車)よりも、こちらのほうが僕のスタイルに合っていることを丁寧に説明してくれるし。

ちなみに他の主要メーカーにも同じような機種がある訳ですが、担当の人の熱のない対応でそちらはナシにしたという経緯でございます。


今、どの世界でも自分の意見をハッキリと言わないでしょ?あたかも自己決定を尊重しているような言いっぷりで自らの保身とリスク回避が見え見えの「お客さんが良ければそれでもいいですし」とか、「決めるのは患者さんですから」とか。説明責任とか言っておきながら「説明しましたよね」ってことが目的にしかなってないじゃん、みたいな。

僕、そういう人はどんな職業であれ全然信用してません。ちゃんと自分が思う、「いい」「悪い」を、メリットデメリット、経験、リスクとかコストを含めて言ってくれる人のほうが信じるに値するよ。どっちにしろ決めるのは自分なんだし。


何だか久しぶりに気持ちのいい仕事っぷりの人に会ったような気がする。親身か親身じゃないかって、分かるよね。口調とか抑揚とかトーンとか、目とか顔とか汗とか割いてくれる時間とかで。

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