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ドクターの友人も医療関係の友人もいるんだけど、スイマセン、病院が好きではありません(笑)あんまり好きって人もいないか。


街の小さなクリニックはいいんですよ。

2か月に1回血圧の薬を貰いに行くんだけど、ちょいとすっ飛んだ感じのドクターとはもはやお友達みたいな感じで。

同じ街の生活者としてくだらない世間話とプライベートの話が中心。同じ尿管結石を繰り返す同志だってことも判明して(笑)マジ、辛いっすよねーって。でも診察台でちゃんと触診もしてくれるよ。


所謂、総合病院ね。

何がしか悪いところがあって行くのに、行けばその何とも言えないヴァイブスにのまれて余計に具合悪くなります。本日も、別に症状が改善する訳でもなく、新たな治療がある訳でもなく、余計に具合悪くなりました。


そもそも僕の疾患、コロナの前年に雪山から下山して体の異変を感じたので街で一番信用度の高い総合病院に行ったのですね。

何処かの科で問題なければ、ハイ次の科。そしてまた所見なければ、ハイ次の科。産婦人科と口腔外科以外の科を全部回されました。

血栓の疑いありとのことで院内は全て車椅子移動。

幾つかの数値が異常を示しているのに、どの科でも異口同音に「なんでもありませんよ」と。

「んな訳ねーだろ」って言うのは自分が一番分かります。日に日に目に見えて病変が悪化していくんだから。


僕の生活歴や行動歴など聞こうともせず、そんなもんはまるで診療には関係ないと言わんばかりの態度、数値や画像がすべて。

そこに出てこないものは「なんでもありません」と。そんなの単なる目安のひとつじゃんね。


結果、僕の生活歴と行動歴と症状をキーワードとして、ネットを隅から隅まで検索してくれて「これじゃない?」って探り当ててくれたのは、僕のことを心から心配してくれた人だったのです。この国に300人程度しかいないという珍しい病気でしたが、思い当たるフシがすべてドンピシャだったのです。どこの誰よりも名医じゃんね。


このネット情報を持って、もう一つの総合病院に行きましたが、やはりどの科でも、前途した病院と同じ対応でしたが、最後に行きついた科で、ようやくドクターがこの疾患である可能性を指摘してくれたのです。


何が言いたいのかと言うと、専門家であるが故にガチガチに植え付けられた専門知識以外の可能性を探求しようとしない、見ようとしない、或いは見たくない、或いはその先にある可能性を追いたくない、ないとは思うけど「忙しい」或いは「めんどくさい」。

まぁ色々あるとは思う。


でも医療って、「生」とか「死」とか、或いは「生活」とかと直結してるでしょ。なんか、あらゆる可能性を探って欲しいなぁって思います。


そんな経験もあって。


先日、78歳になる男性が、年明けから既に13,4回転んでいるというのです。

勝手知ったるこのご主人、昨年まで内装業を自営で営んでおり、ジムにも通い健康そのもの。78歳には見えません。

昨年暮れまでは何でもなかったのに、奥さんがあまりの激変にかなり動揺しているんです。そりゃそうだよね、オレから見ても、えっ?ご主人が年明けから転倒を繰り返す????

とりあえず肋骨が痛いというので、折れているかもしれないし整形受診をアドヴァイス。案の定、肋骨にヒビ。


で、整形の先生からは「転倒するならデイサービスにでも行ってリハビリするように」と言われたそうな。


オイオイオイ、オレはドクターじゃないからいい加減なことは言えないけど、それは違わないか?明らかに年明けから激変して転倒繰り返しているんだから、「隠れ脳梗塞」とか、何がしかの疾患を疑って、然るべき病院へ繋ぐべきじゃないのか?奥さんはすっかり疲弊して、次の行動をどうしていいのかわからず。

とりあえず脳神経外科と総合診療科のダブルで受診してみてはどうか?とアドヴァイス。


で、その脳神経外科の対応で奥さん落胆。

理由は何の説明もなく画像だけを見て「なんともありません」で終わりとのこと。

奥さんが聞きたいのは、「画像のここがこうだとこういう疾患が疑われるけど、この画像を見るとそれがないので何ともありませんよ」ということ。ただ画像を眺めて「何ともありませんで終わりました」と、奥さん落胆。

その気持ち、よーくわかります。親身じゃないってことが伝わるんですよ、人って。


そこでわたくし、怒りとともにモーレツに火が着きました(スイマセン、真っ当な怒りは時にポジティブなエネルギーに変換します。僕の場合)。

ネット検索しまくりました。かつて僕の疾患を突き止めてくれた人もきっと、こうしてモーレツに火が付いたんだろうと。


で、二つの疾患の可能性を突き止めたので、これを持って違う病院へ行ってみることをアドヴァイス。


ひとつは「突発性生常圧水頭症」、もうひとつは「進行性核上性麻痺」。

どちらも素人には聞きなれない病気だけど、本日、奥さんがこの二つの情報を持って受診した結果、ドクターは「その可能性を全く否定しません、慎重に検査します」とのこと。いやー良かったよ、少しは前に進んでくれて。本当に良かったよ。


おせっかいと思いやりって紙一重だと思うけど、そんなもん正解なんて誰にもわからないし、何であれ自分がいてもたってもいられないってスイッチは人としては大事だとオレは思うけどね。


このバンド、素性は全然知らないんだけど、タイトルも曲も演奏も映像も全部好き。

好きに理由なんていらないしょ。ぜーんぶ好きなんだもん。




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