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days

なんだって珍しく、寝付けずに夜更かししてます。


畑から「下界」及び「人間界」に降臨するのは一日の中で3,4時間くらい。


「下界」「人間界」、メッチャ疲れますね。仕方ないけど。もちろん、goodなヴァイブスもあるけど。


ニンゲン誰しも、生まれてきたことを自分では覚えていない。


「あー、もうすぐオレは死ぬかもしれん」ということはあっても、自分が死んだことを自分で認識・確認できる人も誰もいない。


いや、誰にも認識・確認されずに潰えていく命だってある。


つまり、生きていることを自分で認識できるのは「今この瞬間」でしかないということ。

忘れがちで、明日があるのが当たり前だと思っているけれどね。


40代半ばにして、不慮の事故でその命が幕を下ろす。実にあっけない。

当の本人はまるでわかっていないんだろうと思う。


きっと50代、60代のこと。

事業のこと、家族や子供たちのこと。

この先の未来を想い描いていただろうと思う。


葬儀には約700人の参列者。


そんなことをママさんと夕食を共にしながら話していた。


すると、いつになく真剣な表情で話し出した。


「私は死に顔は誰にも見せたくない」と。


「棺に入った顔は誰にも見せないで欲しい。化粧もいらない」と。


「棺の中に入るドレスは自分でもう作ってあるから、そこにオールドローズとか素敵な花をたくさん入れて欲しい」と。


「湿っぽいのは絶対嫌だ、ヴァン・モリソンとかグレン・ハンサードの曲を盛大にかけて欲しい」と。


「墓には入りたくない。ましてや共同墓地は死んでもヤダ、畑に散骨してほしい」と。

つーか、アンタ、死んでもイヤだって、そん時死んでるやんみたいな(‘笑)


「最期は、ママよく頑張ったねー。お疲れさまー。それだけでいい」と。


いやはや何というか恐れ入りました。


僕は親になることは多分もうないので、一生子供のままなので、そのミッションもまた楽しんでいこうかなーと。


お気に入りのベレー帽で今日もキッチンに立つママさん。


今日は6月9日、ロックの日なんだって。

僕のCDコレクションからママさんがヴァン・モリソンの次に夢中になっているのはグレン・ハンサードなんだって。

親子は似るね~、歳を重ねるごとに。


でも今日はこれにする。






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