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days


君を悲しませるつもりは無かった

君を苦しめるつもりなんて無かったんだ

君が笑うのをただ一度だけでも見たかった それだけでよかった

僕はただ、ただただ会いたかった 見たかっただけなんだ

紫の雨の中、笑っている君の顔を

紫の雨、紫の雨、紫の雨が降る

紫の雨の中で、ただ会いたかったんだ、君に

紫の雨を浴びて

本当は、週末だけの、昼間だけの恋人になんてなりたくはなかったんだ

ただただ、会えれば、それでよかった

けれど僕は、他の誰かからか君を奪うなんてできなかった

悲し過ぎるけれど、僕らの友情でさえ終わらせなければならなかった

紫の雨、紫の雨、この世の終わりを告げる紫の雨が降る

紫の雨の中で、ただ会いたかったんだ、君に

紫の雨を浴びて、紫の雨の真下で

分かっている、そう僕だって分かっているんだ、僕らが変わりつつあることくらい

誰もが手を伸ばす、その時かもしれない、何か新しいものへと 

君は言った 求めているのよ 一緒にいて導いてくれる人を

けれど、僕にはそうは見えない 心を決めたようには見えない 決して見えない

僕は思う その想いは閉じたほうがいいと

そして僕に導かせてほしい 君を 紫の雨 紫の雨の中へと

もし君が 僕がここで何を歌っているのかを理解してくれたなら

さあ手を挙げてごらんよ その手をうんと高く

紫の雨 紫の雨の中で

ただただ会いたかっただけなんだ 君に

ただ見たかっただけなんだ 君の姿を

紫の雨の中

この世の終わりを告げる紫の雨の中

意訳:浜野 雄一郎

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