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- pan-farm
- 2020年3月8日
- 読了時間: 3分
「後出しじゃんけん」みたいだからあんまり言いたくはないけど、1月の下旬から「このまままだと日本は武漢化して、医療・介護崩壊になる」と、周りにもここでも吠えて来たんだけど。
リアクションですか?ほぼ冷笑、失笑、ただの(笑)みたいな。
疑わしきは、ねこそぎ「検査」、感染が確認されたら「隔離」、可能な限りの人の移動の「制限」と、素人なりにこれもずっーと言ってきたんだけど、こちらも同様に、冷笑、失笑、ただの(笑)アゲインみたいな。
まっ、このことに限ったことじゃなく、いつもの事と言えばいつもの事。
で、今日もこんなたらい回しのニュースとか、悲惨な医療現場とか、この国の隠ぺい疑惑とか。
「ライブハウスだけ吊るしあげて、他はどうなんだよ、差別だ」みたいな投稿を見るたびに本当にがっかりします。
しかもそれが、普段は反差別や多様性社会を高らかに訴えるような人達から発せられて、「CNNはウソとデマと陰謀論」とか。トランプさんがフェイクニュースだと言っているのと変わりませんね。
何なんでしょう、自分だけがしわ寄せを食らって差別されているみたいなこの感覚は。
ライブハウスを差別してるんじゃなく、そのような場所では感染リスクが高く、ウィルスを拡散させてしまい、医療や介護が崩壊して苦しむ人々がいます。熟慮してもらえませんか?」としか言ってませんよね?
それ差別ですか?デマですか?ロックバンドやライブハウスが社会の敵とも、こんな時に音楽は不謹慎とも言ってないし、やめろと強制している訳ではないですよね?
そして、どうしてこういう論点をずらした統計学と無意味な科学的根拠が持ち出されるのでしょうか?
この記事、僕なりに要約して解釈すると、例えばガン患者に対して「二人に一人はガンで死ぬ時代だよ、交通事故で亡くなる確率より地震で死ぬ確率より低いんだからアンタは必要以上に恐れ過ぎだ」と言ってるのと何か違いはあるでしょうか?
そもそも誰も科学的に解明できてないこのウィルスに対して、何の統計と何の科学的根拠が有効だというのでしょう?僕から言わせれば全てが無効で、このような思考は人間の驕りとしか言いようがないです。
現場の医師も看護師も介護の現場も、未知の得体の知れないモノに対して手探りで神経をすり減らしながら格闘していることを思うと、このような記事で安易な安心感を植えつけることの方がよっぽど無責任のように感じます。
この問題、要するに未知のウィルスとの戦いですから、単純に「医療」の分野ではないでしょうか。もちろんそれに付随する様々な分野にも影響はあるでしょうが、まずは「医療」を中心に「お金」「モノ」「人」「政策」「法案」「知恵」をどうするか?ってことで、そのことを真ん中に据えて多くの国民の総意やコンセンサス取るということが大事だと思うけど、安倍某はしょうもない政策ばっかりで混乱を招き、混乱の結果、人々の半径5㍍の死活問題が衝突し合い、ウィルスは縦横無尽に行き渡り、感染者は増え続け、医療・介護の現場は崩壊寸前。
どうして、このウィルスの問題の中心を「医療」として扱わず、何故そこがおざなりにされ、しわ寄せが行くのでしょう?
正解は無いのかもしれませんが、答えはそれぞれの内なる心に問いかけ続けることでしかないのかなと思います。
では、本日のお休み前の1曲。