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  • pan-farm
  • 2020年3月4日
  • 読了時間: 5分

トイレットペーパーの買い占めや、ウィルスに過剰反応する者に対する批判つーか攻撃が凄いのね。

「群集心理に踊らされ、理性を失った人」として見下す人達の拠って立つところは、「理性で考えて、フツーに生活しろよ」ってとこなんだろうけどね。

これに対する違和感は何日か前にここで記した通りだけど、僕の意見はほぼこの記事に集約されているので。

まず僕は、科学万能主義がとても嫌い。好きだったら、無農薬・無化学肥料で野菜なんか作らんわな。

逆に言うと、なんか分からないけど、目に見えない力とか、凄さとか、恩恵とか、もちろん脅威とかも含めて、そういう力を信じているし、感じるし、それ故に未知の怖さも感じる。畑で言うと、それは微生物っていう目に見えないものを常に取り扱っているということで、行き着くところは、丁寧に謙虚にならざるを得ないよなーということ。

農薬や化学肥料を使用した一般的にスーパーなんかで売られている、所謂「慣行農法」では、それらの目に見えない微生物はほぼ黙殺されていきます。故に僕からみると、とても「傲慢」に見えます。

向こうから見ると僕は「科学的根拠のない目に見えないものを信じているバカ」で、僕から見ると「科学万能主義で、健康も環境も蝕んでいることに加担している元凶」ということになる。

今のウィルスの問題も、「目に見えるもの」と「見えないもの」に対する認識や感性などで、随分と立場や行動が分かれているような気がします。

このウィルスでは、高齢者や疾患を多く抱えている要介護状態の方々が一番のリスクにさらされ、命を落とし、危険にさらされている。彼らは日常的に家族や医療・介護従事者のサポートがなければ生活を維持することが難しく、簡単には自分でリスクを回避できない状態にある。

他の街の事はよく分からないけど、それなりの罹患者と濃厚接触者を出しているこの街の医療・介護従事者は戦々恐々としているし、実際、病院の機能も介護施設やサービスもどんどん制限されている。マスクもアルコール消毒液も底をついてきた現場で、医療崩壊、介護崩壊は目の前に迫っているのかもしれない。

我々現役世代がフツーに生活・活動し続けることで、ウィルスは縦横無尽に行き渡り、どんどん罹患者は増え続け、その犠牲となるのはこれまでこの国を支えてきた高齢者とか要介護状態にある人達。

人が集まり、移動、活動することで、それに加担しているとするなら、僕は自分の行動をできるだけ制限するほうを選んでいる。

これは、放射能の時とは決定的に違うことだと個人的には思っている。

あの時は、ある意味で人が集まり集う場所が必要とされていたと思うし、それを不謹慎だ、自粛だという意味が分からなかった。

今回のウィルスに関しても、人が集まり集う場所が必要かもしれないけど、それをするとウィルスは縦横無尽に行き渡り犠牲となる人を生み出しかねない、それを積極的に行うべきかどうか、それに自分も加担するかもしれないという何とも言えないジレンマがそこにある。

今日も外出は午後の数時間。ほぼ「銀行強盗仕様」の完全プロテクトで友人のパン屋に乱入して笑われたけど、それは、僕が免疫でゼロ状態の体で感染するかもという恐れから来るものもゼロではないが、すでに自分自身が罹患者である可能性だってゼロではない、僕が原因で広めたくないという認識から。

ちなみに、パン屋のある地区は普段は観光客・インバウンドでゴッタ返しているはずが、案の定ゴーストタウンと化していて、少量しか焼いていないであろうパンも見事に手付かずのまま。僕にできる事は、ちょっと大人買いして友人達に配り歩くことだけだった。

では、本日のお休み前の1曲。

愛するということは簡単じゃない 君が連れて歩くことのできる唯一とは 愛するということは簡単じゃない 君が連れて歩くことのできる唯一とは それを置いては先へと進めないものすべてを意味する

もし闇が2人を離れ離れにさせているとしたら もし日の光がとても遠くにあるように感じているなら もし万が一にも君のガラスの心に亀裂が入るようなことがあったなら ほんの一瞬でも振り返るようなことがあるのなら ダメだよ、強くいなきゃ

歩き続けよう、歩き続けるんだ 君が得たもの、それは誰も奪うことなどできない できないんだ、誰もそれを感じることすらできないんだ 歩き続けよう、歩き続けるんだ 今夜は安らぎを胸に

ぼくたちの誰も行ったことのない場所へ向けて 君はスーツケースに荷物をつめてる 目で見ることができるはずだと信じられている場所 君は飛び去ってしまうことだってできた 入り口が開かれているかごの中でさえずる1羽の鳥 それだけが自由へと向かって飛びたてるんだ

歩き続けよう、歩き続けるんだ 君が得たもの、それは誰も否定できない 売ることもできないし、お金で買うこともできない 歩き続けよう、歩き続けるんだ 今夜は安らぎを胸に

分かってるよ、それは痛みを伴うと 君の心、それが傷つく そんなに1人で抱え込めないから 歩き続けよう、歩き続けるんだ

家、それを経験したことのないものにとって 理解するのは難しいもの 家、それがどこにあるのかはぼくにも分からない だけどぼくは家に帰るんだ それは心の存在する場所 分かってるよ、それは痛みを伴うと 君の心、それが傷つく そんなに1人で抱え込めないから 歩き続けよう、歩き続けるんだ

それは置いていこう それを置いて前に進むんだ 君の産み出すものはすべて 君の作るものはすべて 君の築くものはすべて 君の壊すものはすべて 君の評価するものはすべて 君の奪うもはすべて 君の置いて行けるものはすべて 君の論じるものはすべて 君の感じるものはすべて 君の話すものはすべて 君の着飾るものはすべて 君の計画するものはすべて

 
 
 

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