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  • pan-farm
  • 2019年7月22日
  • 読了時間: 2分

大学時代の友人が突然遊びに来て、何十年振りかの再会。

我々は、ハイシーズンはもちろんのこと、夏でも山形の月山に雪を求めて、常に同じ釜のメシを食ってきた同志。

奴は卒業後、スキーメーカに勤務。その後断片的にしか経過は知らないけど、地元新潟県加茂市で有機栽培の米農家になっていた。数年前からウチの直売所や出張販売でも販売させてもらっている。オイラの主食は奴の作った玄米。友達ということを差し引いても、劇的に旨い。冬は新潟県のとある有名なスキー場のスキースクールの主任として頑張っている。

オイラは卒業後、スパッと現役を引退し、雪とは全く関係のない仕事で東京生活を送っていた。8年間という長すぎるブランクがあったけど、30歳を迎えて、今一度現役に復帰してチャレンジしたいと思った時、彼と大学時代の同級生は惜しみなくサポートをかってでてくれた。その後、オイラは函館に戻り、スコップ1本から開墾を始め現在に至り、冬はひたすら激パウを求めてのバックカントリー三昧。

ちなみに奴もオイラも農学部の出ではない(笑)

オイラの病気を知って、農作業を手伝いに来てくれたのだろうけど、会いに来てくれただけでも十分に嬉しい。

米と野菜。ジャンルは違えど、そこは野良仕事のプロ。二度の膝の手術をしていて、お互いご老体ではあるけれど、まあ、テキパキとこなす。おかげで溜まっていた作業が一気に片付く。

そして、よくしゃべって、語って、食って、飲んで(オレはノンアルだけど)、笑って、寝た。

奴は奴で、とても困難な問題を抱えていたけど、互いの経てきた道と経験してきたことを深く話すことで、これからもそれぞれの場所でその先を目指していけるような気がした。

若い頃は、「友達」「友人」という概念が良くわからなかったけど、今は相手が自分をどう思っているかは全く関係なく、自分が勝手に「友達」「友人」だと思っているならそれでいいと思っている。

そう思うと、僕の中で、自分が勝手に「友達」「友人」と思っている人は実はたくさんいて、つまり「友達」「友人」はたくさんいるということになる。

普段から会うとか、つるむとか、連絡するとか、繋がるとか、そういうところから一番離れたところでも「友達」「友人」は自分の中で存在する。

持つべきものは「友達」とは言うけれど、それは自分の中で勝手に「友達」とすればいいだけのこと。

そして、久しぶりに会ったなら、惜しみなく「友達」のために時間を使いたいと思う。

では、本日のお休み前の1曲。

 
 
 

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