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  • pan-farm
  • 2019年6月9日
  • 読了時間: 5分

トップページでもお知らせしてますが、直売所をOPENしてます。

まだ種類は少ないですが、連日、たくさんお越しいただきありがとーです。

リーフレタス各種、コマツナ、スイスチャード、チンゲン菜、イチゴなどです。

6月中は、作業の関係で予告なく閉めている場合もありますのでご了承下さい。出張販売の開始は明後日ごろアナウンスできると思います。

さてさて、謎の病変が出現してから、いったいどれくらいの月日が流れたのか?

症状は日に日に悪くなる一方で、遂には日常生活にまで影響が出始め、得体の知れない病変と相まって、フィジカルの劣化と共にメンタルの劣化という、最悪のパターン。

加えて、この時期、もっとも体に堪える作業が多く、農作業に費やす時間と疲労は増大。

病院嫌いのオレが、珍しく症状の初期段階から受診したはよかったが、そこからが所謂「病院難民」の始まり。

造影剤で何度MRIやらCTに入り、何度深部エコーの検査をし、何度採血され、何度「血栓」という言葉を聞かされたか、もう覚えていない。

医師の「血栓」という見立てには、当初からオレとしては???だったのだ。

「違うだろ?それ」って。だって、オレ、心はドロドロでも血はサラサラだもん(笑)。

それでも採血するたびに「血栓」示す「Dダイマー」の数値が高く出でる、でも「血栓はない」と言われ、そうすると所謂「これ」といった「所見なし」の診断。

おいおい、待ってくれよー。これ、なんかあるよ、スポーツしてるからちょっとした体の異変でも分かるんだよ。

そこで、いよいよ、このしつこい性格に、モーレツに火が付いた。

ありとあらゆる情報網から、ひとつひとつの可能性を排除し、ようやくある「病気」の可能性が浮かび上がる。思い当たる発生原因・発症年齢・性別・症状、その他ほぼ全てが該当。

「これに違いない」と、確信したはいいのだが、それは何と国内で100人程度(実際には300人程度らしい)という極めて珍しい、所謂「難病」ということらしく。

ん?はっー?300人に一人ではなく、全部で300人?????

でも、これ、全部、オレに該当するし、、、。

どんだけ希少価値あるんだよ、オレ(笑)。

そして4つ目の病院で、自らその病気を疑っていることを医師に訴えたところ、医師の見立てともようやく合致し、再度もろもろの検査地獄の日々。

生検のためにメスを入れるため、2泊3日のお努めにまで参るという羽目に。(手術室に入るのはホント、げんなりするよなー)

そんなこんなを経て、先週、ようやく確定診断が下りました。

ふっー長かったよ。つーか、これからの治療がもっともっと長いのだけれど。

確定診断がつくまでは治療はなかったので、それまでの間はは思いつく限りの自分でできる事はすべてやってみた。つーか今もやってるけど。自分で何もせずに、医療だけに頼るのは嫌だ。

冬季は冬山行脚に出るので、どうしても外食が多くなるけど、それはそれで土地土地の美味しいものが食べれるし、「旨いなー」とか「これはひでーなー」とか「このニセコ価格はどうなってんだー?」とか色々楽しんではいるけれど、基本、外食はほとんどしない。

アルコール、カフェイン、カゼインも排除した。数年前から、グルテンは極力避け、今は玄米食(学生時代の友人が作っている新潟産の有機コシヒカリ!超絶旨い!)。それに、もちろん自分ところの野菜(そこそこ旨い!)がメインに、調味料に至るまで厳選、厳選、また厳選。

ついでに副腎疲労もあるだろうと、その他多くのよかれと思うものすべてを実践。おかげでたまに食うケーキの類が、悶絶級に旨い!最近では「ノンアルビールで酔う方法」という、訳の分からない技術も習得した。

おかげで体調はすこぶる良かったし、体は引き締まり、今はプチアスリートだった学生時代と同じ62kgでキープ。60kgとか61kgだと、ちと馬力がでない感じかな。

隅々までの検査地獄で分かったことは、この病気以外は何も問題ないということ。それだけはある意味良かった。ただ、合併症がいくつか報告されているらしく、それらの合併症を併発するとちょいとマズイことに。

「難病」とはいっても、1974年に初めて報告があった比較的新しい病気で、所謂、国の難病指定にはまだなっていない。国からの予算が出て、研究対象の段階らしいけど。

なので、治療法が確立されている訳ではない。

「漢方」や「ホメオパシー」に行く選択肢も考えたけど、どうやらその「とことん掘り下げてやったるぜ」感がこの病気の間接的な要因でもあると思うので、ここは潔く「ステロイド」で行くことに。

いきなり国内で300人程度しかいない「難病」と言われると、何か突然降り注いだ不運のように感じるけど、この病気の発生要因として挙げられているものはすべてオレに該当しているし、もっと遡れば、その「とことん」気質が病気を限りなく誘発していた。つまり、突然降り注いだ不運ではなく、自分自身で引き寄せた「思考」「行動」「生き方」が招いた結果でしかないと。

だから、ステロイドを体に入れるのはもちろん抵抗あったけど、自分の身体に「ごめんよーイヤなもの体に入るけど、これ以上とことん掘り下げて「漢方」やら「ホメオパシー」に行くのはやめるので、よろしく頼むぜー。自分でできることはこれからも続けるのでー。」と言っておいた。

「2週間の入院でプレドニン60mgをドーンと入れて」みたいのが治療のスタンダードで、一番効果があるという臨床データらしいけど、さすがにこの時期の2週間の入院はキツイ。

なので、中等量を経口から始めることに。

でも早速、副作用がもろもろ出始め、本来の病気とともに、なかなかにしんどいしストレス。

こういう時って、他にも多岐に渡る難題が同時多発的に起こるっていうのが経験上あって、予想通り、笑っちゃうくらいまあ色んなことが起きる。しかも、それオレがやらんで誰がやるの?みたいなことが。

からだ、ひとつしかないもんなー。大事にしないと。

色々起きるが、厄介ごとと捉えるか、然るべきタイミングで然るべきことが起きていると捉えるか、死守するか、自ら変化そのものとなるか。

何にせよ、起きている事象を、何処からどう捉え、どう見るかで決まるからなー。

考えようによっちゃ、300人程度しか経験できないことしてんだーみたいなところもあって、それはそれでなかなか見れない景色を見ている訳だし、それでいいじゃんみたいな。

ということで、「心はドロドロ、血はサラサラ」な、希少価値大の52歳を今後ともどーぞ世露死苦!

では、本日のお休み前の1曲。プレドニンも効くけどさー、ロックンロールミュージックは、「心の処方箋」でござりまするよ。容量とか守らんでいいし、効能沢山あるし、副作用ないし。

 
 
 

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