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- pan-farm
- 2018年9月14日
- 読了時間: 2分
もはや、「被災地」と呼ばれていない地域を探すほうが難しくなってきた感の日本。
こういう災害が起きると、必ず聞こえてくる「僕にできること、私の仕事を通してできることは何もありませんが、、、」という、枕詞。
一見、謙虚で自分の分をわきまえたような言葉ですが、僕はこの言葉を耳にするたびに、とてもげんなりした気分になります。
クールな言い回しのようでいて、自ら傍観者として切り離しているところが、実にカッコ悪いなーと。
何も自信満々に「僕はスーパーマンです、僕にお任せください」という必要などはありません。
災害、政治、高齢者の問題、子供の問題、死刑の問題、80/50問題、あらゆる問題。
これらはつまり、僕らの心のありようが反映され、転写されているだけだと考えることはできないでしょうか?
政治家や官僚の心無い言動も、それらが放置され容認されていることも、拘置所の向こうで大量の死刑が行われ、悪が成敗されていることも、僕の心のありようや仕事に対する姿勢などが、ただ反映されている結果だと僕は思っています。
そう考えると、永田町であれ、霞が関であれ、東京拘置所内であれ、各地の被災地であれ、アナタの職場であれ、僕のこの立っている場所と地続きだと僕は思っています。
「僕にできることは何もありませんが、、、」と、最初にそれらを切り離して考える事のほうが、僕にとっては難しい。
僕の仕事、僕の人生、僕の今日、僕の明日にできる事は何だろうと考える方が、僕にとっては建設的。
募金をしたり、物資を贈ったり、直接支援に行ったり。そういう人達と自分を相対化して「僕にできることは何もありませんが、、、」とへりくだる前に、目の前にある自分のやるべき仕事に対してどういう姿勢で臨むのか?問われているのはそういうことだと僕は思っています。
明日からの3連休、お天気は秋晴れのようですね。3日間とも「はこだて工芸舎」さんでの出張販売です。野菜は秋野菜に移行しつつあります。たくさんの種類・量を持っていきますので、どーぞよろしく。直売所も開けておりますのでお近くにお越しの際は是非。
では、本日のお休み前の1曲。