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THE WATERBOYS 大特集 その7

  • 2015年4月2日
  • 読了時間: 2分

「DREAM HARDR」で、再び最前線に戻って来たかに見えたマイク・スコット。 ここから、しばし長い沈黙に入ることに。 僕はbig city TOKYOで、日めくりカレンダーのような、ただ浪費するだけの20代が完全に行き詰まり、30を目前にして、完全に路頭に迷っていた。 当時僕は、渋谷道玄坂のラブホテル街の裏という、何とも好立地(?)な場所に住んでいた。 今でも鮮明に覚えているけど、普段は立ち寄らない渋谷パルコブックセンターの「精神世界」コーナーへ何故か自然と足が向いていた。気が付くと、何の知識も迷いもなく、そこに平積みにされていた、フィンドフォーンに関するいくつかの書籍を立ち読み。体の血流が逆流するかのように、体の震えが止まらず、レジへ直行した。 その後、あとで知ったことだが、マイク・スコットがNYを離れ、そのフィンドフォーンに移り住んだということを知った時には、驚きと同時に自分自身のほつれた糸が解けていくような気がした。 ここから、僕自身の長い長い再生への道が始まった。 ほどなくして、マイク・スコットはフィンドフォーンの聖堂でレコーディングした初のソロ名義「bring em all in」をひっそりとリリースした。 基本、弾き語りの地味なアルバムだが、本当に素晴らしいアルバム。僕にとっては、聖書のようなアルバム。 来日する気配などまるでなかったので、どうしても観たいという気持ちと、感謝を伝えたいという思いだけで、ついにイングランドまで観に行ってしまった。 余談だけど、この時、マイク・スコットへの手土産として、「HEATWAVE」のアルバムを手渡してきた。山口洋がマイク・スコットが好きかどうかなんて知るはずもなく、ただ、海の向こうの反対側にもアナタと同じような動機で音楽を作っている人がいますよ、とだけ伝えたかったのだ。

 
 
 

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