days
この時期、遠くの横津岳の残雪を眺めながらの作業が好き。物心付く前からあそこで4月の2週目くらいまで滑ってたからね。
消えゆく雪と共に季節の移ろいを感じるのが好き。
ここらへんは渡り鳥の航路になっているようで、上を見上げると、ひっきりなしに渡り鳥の声がして、V時の隊列を成してシベリア(たぶん)を目指しています。
彼らは家族なんだろうか?それとも血縁にない者たちもいるのだろうか?先頭の鳥はいつも一緒なんだろうか?途中で息絶えるものもいるんじゃないだろうか?とか。
パスポートなんか持ってなくても軽々と国境超えていくんだろうね。色々想像しているだけで胸がキュンとなります。
いずれにしてもカレンダーを見る訳でも天気予報を見る訳でもなく、ましてや地図もスマホもアプリも何もないのに、ちゃんと次の中継地まで辿り着くんだからね。必要な情報は全て自分達の細胞にインプットされてるんだろうね。脈々と受け継がれてきたDNAの中に。
野生はスゴイよ、ほんとうに。
一方、我らがニンゲン、同じ動物なんだけどね。言及するのもイヤになるくらいスピリットの劣化と落下が激しいね。
大学を卒業して、29歳まではインドアな生活。それ以外は子供の頃から現在に至るまで、生活の中心は夏であろうが冬であろうがほぼ「屋外」。
スマホもデジタルも便利なツールも苦手なので、加齢と共にどんどん野生化、原人化。
ローガン問題は深刻で、若干耳も遠くなってきている気がするけど、ニンゲンの五感はそれぞれ互いに補うように出来ているから、何処かが衰えると何処かがより敏感、感度が増してくる感じ。外の世界と距離を置くと、自分の身体や五感と言うのがなかなか面白いことに気付きますね。ゴチャゴチャ考えることもなくなるし、ほぼ最初にパッと感じたことの通りに行動するとだいたいは結果オッケーみたいな。
ポイントは一切の「期待」をしないで、ただパッと感じた通りにすることかな。
天気が安定してきたので、明日も急ピッチで作業です。
北海道の冬の魚、「タラ」がそろそろ終わるので、本日は「タラとジャガイモのクリーム煮」にしました。美味しいよ。
・タラは適当な大きさに切って塩をしておきます。余計な水分はキッチンペーパーで吸い取ってね。
・レモンのスライスと玉ネギをくし切りにしてタラと一緒にボイルします。こうするとタラの臭みが抜けてレモンと玉ネギのサッパリした感じの風味のタラになって生クリームとの相性がバツグンに。
・ザルに上げて、粗熱取ることでふっくらしたタラになりますよ。
・ジャガイモを別の鍋で蒸かしておきます。
・フライパンにオリーブオイル、バターを入れ、ニンニクスライスを入れます。
・タラとジャガイモをフライパンに投入。白ワイン適量投入。
・塩少々、黒コショウ少々、生クリーム投入。とろ~んとするまで煮詰めてお好みでパルミジャーノ投入。盛り付けて終了。
*シチューの素だと味が決まってしまうので、生クリーム推奨(カロリー高めなので、ダイエット中の方には責任は負いかねます)
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