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山の畑での、シカの出没と被害に頭を悩ませています。
花豆、金時豆、枝豆の若芽が出たところを根こそぎ食べつくしていって、このままだと収穫が見込めないうえに、落花生、カボチャやジャガイモ、ニンジン、サツマイモなどの被害も必死。
原因は明らかで、4年前から隣の広大な畑の所有者が施設に入所して、休耕地になってしまい、雑草やら木々が生い茂り手つかずの森のようになってしまいました。
野生動物にとっては森の範囲がただ広がったということに過ぎず、ニンゲンにとっては市街地のすぐそばまでシカが迫ってきているということになります。
クマの出没が連日報道されていますが、これも同じように休耕地や里山の管理がなされないまま、生息エリアが市街地までに及んでいるからだと思います。
僕の周辺でも休耕地の問題はホント深刻です。
離農、後継者なし、そして休耕地に。
野生動物とニンゲンとの距離。食料供給の問題エトセトラ。
柵を張って場当たり的なシカ対策をしてもどうなんだろう?と、プチっと僕のスイッチが入ってしまい、ひたすら草刈りマシーンで一人「うりゃー」とやり始めました。
その広さサッカー場8面くらい。一人で立ち向かうのは容易ではないけど、そんなもん熟慮したらやらないに決まってる。
気力と体力と根性としつこい性格。こういうアホな作業に向かっている時が一番五感のアンテナが冴えているかも。
二日目だけど、刈りだしてからは出没していない。奴らはちょっとした環境の変化にも敏感だからね。
生き延びるために必死であるという意味においては、シカさんたちにも共感を覚えるけどね。互いの領域を侵さず共存しましょ。
昨日の動画なんだけど、最後のほうに草を刈った部分と残りの緑の部分が写ると思うんですが、果たして何日かかるのやら?
まったく予測していなかった作業に膨大な時間と体力を使うけど、そこでしか得られない、見ることのできない光景もあるよ。
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