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days

本日もヒドイ黄砂にて、引きこもり。


母親との半同居生活が始まって、1年と2か月。


18歳から離れて暮らしていたので、お互いのことを知っているようで、実はよく知らないのです(笑)


母親に至っては、僕の友人達に「あの人、一体どういう人なの?」と聞くという始末。

アンタの息子じゃん(笑)


時々、「はっー???」みたいな逸話も聞きます。

女学生時代には、レイ・チャールズとJAZZにハマり、函館が誇るJAZZ喫茶「想苑」に毎日入り浸り、絵を描くわけでもないのに画板を脇に抱え、雨の日はあえて傘をささずに雨に打たれ、裸足で街を歩いたのだと。イカレてるにも程があるちゅーの。


で、改めて暮らしてみると、よーく見えてくるのですよ。お互いのことが。


当然のことながら、実によく似ているなーと。だって、言ってしまえば精巧なる親のコピーだもんね。顔が似るなんて当然で、細胞だってコピーそのものでしょ?

人格、性格だって、その環境下で育つんだから当然強い影響下にあるわけで、似るに決まってます。


時々、親側からも子供側からも、「一体、誰に似たのかしら?」みたいなことを見聞きすることがあるけど。

その似てない、理解できない部分って、実はよーく観察すると、自分の中に眠っている或いは奥にしまい込んでいるもう一人の自分だったりしてビックリします。

まっ、この歳でこの機会にお互い向かい合う機会があって良かったんだと思っています。


親子と言っても自分とは違うニンゲンという意味においては他人。けれど、やっぱり逃れられない「血」みたいなものは確実にあって、それを自覚・認識したうえで後天的に変わる、或いは変われるのがニンゲンのいいところだったりしますね。


僕のCDをせっせと運んでいるうちに、彼女はヴァン・モリソンの虜になり、お気に入りのジャケットをコンビニまでチャリを飛ばし、カラーコピーして額に飾り、アルバムの名前から曲名までを覚えるにいたり、なんとヴァン・モリソンの妻の名前が「ジャネットさん」ということまでに辿り着き(ヴァンの妻の名前なんてオレも知らんがな!そんなの興味ないし)、熱烈なファンになりました。

曰く、「この人、この目はタダ物ではない、凄すぎる」と。

はい、親子は似るものです(笑)


さらに信じがたいことに何のレクチャーもしていないのに、USBにランダムに取り込んでいる大量の曲から、「えっ?これに反応するわけ?」みたいに、実に多くのミュージシャンに反応し、アーティスト名やアルバム名や曲名までを覚えるまでに。


こりゃ、デイサービスで塗り絵や脳トレをやる日は当面来そうにないなーって感じ。

冗談で、「社会見学だと思って行ってみたら?」と言ったらマジ切れされたっすよ(汗)


ヴァン・モリソンって人は僕の中でもトップクラスに好きな人でね。

キャリアが長いので沢山の作品がリリースされていますが、この機会に僕がよく聴くアルバムを並べてみました。

どれも素晴らしいので、興味のある方はゲットしてみて下さい。

僕は評論家ではないので、どれが名盤とか優劣は付けられません。あくまでも個人的にリピートしている回数が多いものを選びました。コアな方がいらして「アストラル・ウィークス」が入ってねーじゃんとかいう突っ込みはなしでお願いしますね(笑)


ちなみにUSBからThe war on drugsのこの曲が流れたら、「これ、メチャかっこいい」と申したでござるよ。いやはや、The war on drugsのファンに81歳とかいるんかいな?

このバンドはね、ここ数年の中で個人的にはダントツなんでござる。

何処までも似る親子、恐るべし。


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