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プロジェクターを手に入れたのもあるけど、今年の冬はアマゾンプライムで、たっぷりと映画鑑賞三昧でした。ブログでも幾つか観たものを紹介したと思うので暇な人は遡って検索してみてください。
何十年振りかで劇場に行って「FLAG DAY」も観ました。
後になって気付いたんだけど、観た作品全部が「家族」にまつわるものでした。
で、「家族」っていったいなんだろう?と。
この単純なようで曖昧な「家族」という概念に、いつも僕は???な感じでいました。
今もそれは曖昧なままかも。
ふとしたきっかけでWHO(イギリスのバンドじゃなくで、世界保健機関のほうね。笑)の定義してる「家族」という概念について知ることができました。
別に、WHOとかはどーでもいんですが、その定義が何となく僕が想い描いている「家族」という概念と重なるのですね。
そのWHOの定義は以下のようなものです。
「家族の概念は血縁関係、婚姻、性的パートナーシップ、養子関係に限定される必要はない。その結びつきが信頼、相互支持、共通の運命に基づいている集団であれば、それは家族とみなされる」
一般的には親とか子供とかと共に、いわゆる「血縁関係で共に暮らす」ということが家族なんだろうけどね。
例えば僕は一人っ子なので兄弟がいない。子供もいない。となると、純粋な血縁というのは両親しかいない。実のところ血縁や共に暮らすことだけが家族ではないと、何となくずっーとそう感じていた。
例えば犬と暮らすと家族同然というか、いやむしろ家族の中で一番大切になったりする。
ネコも然り。僕はニンゲンよりは犬とかネコに近いかも?なんてことを思うことが多くなっているけど、もちろん、犬もネコも僕と血縁関係にはない、たぶん(笑)。
あるとすれば、その結びつきが信頼、相互支持、共通の運命に基づいているということだけ。
例えば近所の子供やよそ様の子供に、「オマエも今日からウチの子同然だ。家族だと思って遠慮するな」みたいなこともあると思う。今はそういう時代ではないのかな?昔はあったね。
実際僕も、発達障害のあるよそ様(この言い方自体好きじゃない。自分が関わった時点でよそ様も何もないと思っている)の子供のことに大いに干渉、口出し、深く関わったこともある。
僕の場合は大家族で育った訳でもなく、代々名士の出自でもなく、血縁がすこぶる薄いので、
そういう意味では血縁とか他人とかの分け隔てがないのかもしれない。
もっと言うと親であれ、自分以外は他人と思っている。
まぁ無数に、色んな家族の形があるし、もっと言えばWHOの定義でいうなら、その結びつきが信頼、相互支持、共通の運命に基づいているなら形なんてないし、要するに気持ちとかマインドの問題ってことかもね。
冬に観た映画の中で、これもまたとってもいい映画だったので紹介しときますね。
モノクロで全編流れるのは彼の地を象徴するヴァン・モリソン。
ただひとつ、先入観なしで観ても全然いいですが、予備知識として1960年代の「北アイルランド紛争」に関しての最低限の予備知識はあったほうがいいかと思います。
高校の世界史ではさらりと触れたりするのかな?全然、記憶ないすよね(笑)
かく言う僕も、高校卒業したくらいから自分の好きな音楽が何故かアイルランドやスコットランドやウェールズあたりが多くて、そこから彼の地の歴史を知っていった感じなので。
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