life goes on
Lifeにシナリオなんてない。 まして平穏なんてない。 数年に一度、これまで培ってきたささやかな経験をいとも簡単に超えてしまう、本当に信じがたいことが起こる。 事の当事者であったり、そうでなかったり。 しかし、当事者であるかどうかなんてことは、もはやどうでもいい。 それは例えば、福島のことが当事者であるかどうかということと同義だ。オレにとっては。 オレは散々汚れて来たニンゲンだが、崇高な魂だって片隅にはある。 我々が共有する、心の隅っこに宿るその美しい魂の集合体。 人はいとも簡単に、その内側から、多くの美しい魂を踏みにじり、抉り取る。 そして、いとも簡単にそんなことが起こるのだという事実に、また途方に暮れる。 裏切りなんて言葉は、かくも陳腐だ。 しかし、僕らが信じて来た魂は、決して、何物にも屈しないし、平伏す類のものではない。 もう一度言う、僕らが信じて来た魂は、決して、何物にも屈しないし、平伏す類のものではない。 さあ、路を切り開こうぜ。